ちょっとドライな文となりますが、読んでいただけたら幸いです。
まず、『自殺』という言葉が頭に浮かぶ人の大半は【うつ状態】であると言えます。
【うつ】というのは、心が病気になっている、という事です。
軽い場合は、風邪で微熱が出ている状態でしょうし、中にはインフルエンザのように40度の熱が出て重症の場合もあるでしょう。
慢性の膵臓病のように長く続いている場合もありますよね。
さて、40度の熱が出ている状態の人が、元気な人と同じような仕事をこなせられるでしょうか。また、的確な判断ができるでしょうか。
たぶん、40度の熱が出ている人は、何をやっても上手くいかないですよね。(だから、安静にして寝ていなければいけないのですが。)
たとえ話をしましょう。
薬を飲み、風邪にかかりにくい生き方を学び、熱が下がった時から活動すれば、今までと違った結果が出てくる可能性がいっぱい有るにも関わらず、40度の熱を出しながらフラフラしながら重い荷物を担いだり、大事な決断に向き合ったりしている人を見かけたら、貴方ならどのようにアドバイスしますか?
さて、僕のところには自殺未遂をされた方もよく来られます。
もちろん全ての方が、パッと明るくなるワケではありませんが、3カ月くらいでとっても明るく考えられるようになり、しかもその後も今までよりもかなり順境な生き方を送られる方も結構多いのです。
つまり、自殺を考えた人でも、その後『まぁまぁ明るい』毎日をおくるようになる確率というのは決して低くないということですね。
大事なことは、まだ貴方の知らない『方法』があるということだす。
貴方が、今、絶望しているのは、それはそれでしょうがないかもしれないけれど、知らない『方法』を知った後に、全てを諦めても遅くはないと思います。
だから、是非【認知行動療法】を試してみてください。
世の中は、そのままでは確かに『おもしろくない』ものです。
ただ、僕が座右の銘にしている言葉は、高杉晋作の死ぬ間際に言った言葉、
「おもしろき、こともなき世を おもしろく」
なんですね。
これに、高杉晋作が尊敬していた尼さん、野村望東尼が下の句をつなげました。
「住みなすものは 心なりけり」
これは、認知療法の考え方そのものです。
もし自殺というのが頭に浮かんでいるなら、ぜひ一度、認知療法の本を紐解いてからもう一度考えてみてください。